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19世紀古マイセンフィギュリン「アモールとプシュケー」神話磁器人形天使恋人達 G.デロイ原型名作アンティーク

¥470,000 税込

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こちらはドイツが誇るマイセン製陶所より、グスタフ・デロイ(Gustav Deloy)によって制作された1750年原型の作品「アモールとプシュケー」です。

アモールとプシュケーは、ギリシャ神話やローマ神話に登場する恋の神(アモール、キューピッド)と、絶世の美貌を持った人間の女性(プシュケー)による愛の物語です。数多の試練と困難を乗り越え、やがて永遠の結びつきを得る二人の物語は、西洋美術においても古くから繰り返し描かれてきた象徴的な主題のひとつです。

本作では、プシュケーの手を取りそっと抱き寄せる恋の神アモールと、数々の試練を経て神へと昇華し、蝶の羽を授かったプシュケーの姿が表現されています。
二人は互いに慈しむように寄り添い、プシュケーは静かにアモールの肩へと頭を預けています。
その佇まいからは、これから始まる穏やかで幸福な未来を予感させる、深い多幸感が漂います。

こちらの作品は制作数が極めて少なく、市場に登場する機会も非常に稀であり、たまに登場した際にも常に高額で取引がなされる作品です。

滑らかで透明感のある肌の質感、柔らかく気品ある色彩、そして今にも羽ばたき出しそうなほど緻密にデザインされた躍動感溢れる造形は、マイセン磁器芸術の粋を感じさせます。
神話的物語性と卓越した造形美を併せ持つ、マイセン人形を代表する名作のひとつです。

底面にある双剣マークは当時の作品にみられるボタン剣で、スクラッチのない1級品です。作品番号のP169の刻印が確認できます。

マイセン人形の特徴故、細かな部分が欠損していたり紛失している物がほとんどですが、こちらの個体では奇跡的に全ての部分が残っており、壊れやすい先端の部分等も完璧に残っております。

経年による若干のスレ等はございますが、1800年代後半の作品でここまで完璧に近い状態を保っていることはかなり稀であり、現存する同じ作品の個体の中でもとりわけ希少な御品となります。当該モデルの特徴を鑑みますと最高ランクの状態と思われます。

更に確認したい部分が御座いましたらお気軽にお問い合わせください。

本作は一点物のため売り切れ次第終了となります。
どうぞお見逃しのないよう、コレクター垂涎のオールドマイセンならではの素晴らしい逸品をぜひお手元にてご堪能ください。

詳細情報
サイズ
高さ：約21cm
幅：約10.5〜11.3cm
作者グスタフ・デロイ(Gustav Deloy)(フランスの彫刻家)
年代原型:1895年（制作年：1895～1924年頃）