ミントン　ターコイズブルー　エナメル七宝金彩装飾　キャビネットカップ＆ソーサー　アンティーク　クリストファー・ドレッサー

SOLD OUT

こちらは英国の名窯ミントンにより制作されたアンティークのカップ＆ソーサーのセットになります。

ミントン独特の彩色である鮮やかなターコイズ色の釉薬は、当時ミントンに在籍していたクリストファー・ドレッサーにより多く用いられ、ミントンブルーと呼ばれ大変高い人気を博しました。

ガラス質を多く含んだエナメル彩であることからガラス釉とも呼ばれ、透き通るような深い発色を持つことが特徴です。その仕上がりは日本の七宝焼に影響を受けたものと言われています。

また、ミントンならではの金彩装飾も精密に施されています。縁のアンクルスタシオンはもちろんのこと、周囲に施された金盛りは手作業によって量を調整され施され何度も焼き重ねる手間のかかる仕上げであり、ミントンの技術の粋が集結された素晴らしい作品です。

当時に制作された作品特有の形態やガラス釉の色味が大変素晴らしく、現在の作品にはない雰囲気がとても魅力的です。

ソーサー底面には、ミントンの刻印が御座います。
その形状から恐らく1868年頃に制作されたものと思われます。


細部に至るまで精密に作られており、初期のミントンならではの装飾によるとても美しい作品です。
コレクションに加えて頂いても大変素晴らしい、価値ある作品です。

とても古い作品となりますので、釉薬の表面に若干のヒビや経年による少しの擦れは見受けられますが、その他割れ、かけ等の美観を損ねる瑕疵はなく、年代を考慮しましても大変綺麗な状態です。

アンティークのミントンは市場に出回る機会も極めて限られており、状態の良いものは年々少なくなってきております。
お探しの方は大変貴重なこの機会をお見逃し御座いませんよう、是非お手元でその美しさをご堪能頂ければ幸いです。


詳細情報
サイズ
カップ
高さ：約6.8cm
口径：約5.5cm
ソーサー
高さ：約1.8cm
幅：約14cm

技法 金彩（22-24金）ガラス釉
年代 1850〜1870年（恐らく1868年頃）