SEVRES セーブル 王者の青 ファットブルー 24金彩 小椀　小鉢 ボウル　小物入れ　コバルト 磁器

こちらはフランスが誇る国立製陶所、セーブル製の脚付小鉢です。
小物入れ等のご使用の他、ナッツなどのおつまみなどをサーブする際にも用いやすいサイズ感 です。

《SEVRES》
商業目的で製作される事がほとんどなく、セーブルで作られる食器はフランス国賓などに贈られるために作られます。
そのため、最高の品質の作品を生み出す事に力を注いでおり、年間の生産量が6000ピースと極端に少なく、一般に出回りにくい事から「幻の陶磁器」と呼ばれています。
カップ&ソーサーの場合、その生産量は更に少なく、一日当たりの生産量は3客にも満たないと言われています。

セーブル独自の青色彩色は「王者の青」と呼ばれ、世界中の人々を魅了してきました。
セーブルブルーの中で最も深い色味を持つファットブルー彩色は、着色と乾燥を3回にわたり行われます。
24K金彩の小花文様は型押しが施されたのち手描きにより丁寧に仕上げられ、プチ・フー(金や色彩を低温で焼き付ける)技法がつかわれます。

こちらは深いコバルトの色味を持つファットブルーです。金彩による小花文様も施され細部に至るまで贅沢に彩られています。
セーブルブルーならではの深いコバルトの色味と金彩装飾の調和が実に見事です。
高度な技術を持つ職人により施された金彩が光を受けて輝き、とても優雅な雰囲気を演出してくれます。

焼成年度は1952年、装飾年度は1952年以降となります。

古い作品となりますが、経年による若干の擦れがある程度で、その他美観を損ねるような傷等はなく大変良好な状態です。

セーブルの状態の良い作品が手に入る機会は限られておりますので、
お探しの方はこの機会をお見逃し御座いませんよう、是非お手元に置かれてその美しさをご堪能下さい。

詳細情報
サイズ
高さ：約3.2cm
幅：約9.5cm
技法 セーブルブルー彩色、ハンドペイント、金彩
年代 焼成年度：1952年、装飾年度：1952年〜